虫歯を治す

虫歯を治す

虫歯は、一度かかってしまうと、どんどん進行していきます。
痛くなってからクリニックへ行くのではなく、普段から歯の健康状態に気を配り、虫歯の予防と早目の治療につとめることが大切です。

虫歯の治療は早目が大事

虫歯がひどくなってしまうと、どうしても大がかりな治療が必要になります。削ったり、詰め物・かぶせ物をしたりと、歯にかかる負担も大きくなりがちです。
いつまでも健康な自分の歯で噛めるように、虫歯の早期発見・早期治療を心がけましょう。

虫歯診断書で早めの虫歯対策を

検診を受けてみませんか?

詳細な検査をいたしまして、いま虫歯があるところ、また虫歯になりそうなところなどをお知らせします。(検査結果のご案内までには、数日いただいております)検査の結果、もし治療が必要な場合は、治療方法などについてもご説明いたします。
ご説明の際は、イラストと文章を使ったわかりやすい虫歯の診断書をお渡ししますので、どなたでも一目でお口のコンディションをご理解いただけます。

あなたの歯はどんな状態ですか?

real-teeth001 C0:エナメル質の表面が一時的に溶けている状態(脱灰)
虫歯の進行を防ぎながら再石灰化を促進することで治る場合があります。
治療方法:
フッ素の塗布や適切なブラッシング指導など、虫歯を進行させないための指導を行います。
real-teeth002 C1:初期の虫歯:歯の一番表面にできた虫歯
エナメル質が酸で少しずつとけて脱灰のためまれに水がしみる程度。ほとんど無症状です。早期発見と早期処置により簡単な治療で終わる事ができます。また歯みがきやフッ素の塗布で進行を止めることができます。
治療方法:
初期虫歯の治療は虫歯の場所や削る量によって処置が変わります。
前歯、浅い虫歯の場合⇒CR(コンポジットレジン)を充填。
咬み合せの歯、深い虫歯の場合⇒強度が必要なためインレーを詰めます。
real-teeth003 C2:象牙質まで進行した状態です。
虫歯が大きくなると神経に近づくため痛みを感じます。歯が染みたり、ときどき痛みが出ることもあります。
冷たいものや甘いものがしみたりします。
治療方法:
虫歯になった部分を全て取り除きインレーで削ったところを塞ぎます。
【!】急患の場合
痛みを感じ来院される急患の方はこのステージまで進行した患者さんが多いです。歯が痛いと感じた時は、痛み止めで我慢したりせず、出来るだけ早めに来院してください。
real-teeth004 C3:虫歯が進行して神経の管(歯髄)にまで到達している。
神経にまで虫歯が浸食しているため根管治療を行う必要があります。治療回数が多くなってしまいます。自然と痛みが出たり、熱いものにもしみたりすることがあります。早急に処置を行う必要があります。
治療方法:
根管治療は虫歯を全て除去してから細菌に汚染された歯髄を全て除去し、歯髄の中を洗浄して薬を詰めます。歯の根は大変細く、精密な作業を繰り返し行う必要があります。
根管治療を詳しく知りたい方へ
real-teeth005 C4:歯の頭(歯冠)の部分が崩壊して、歯の根だけ残った状態になっている。
神経が死んでしまい、痛みを感じることはありません。
固い物を噛むとヒビが入ったり、割れてしまうことがあります。割れたヒビから細菌に感染することもあるため、抜歯をしなければならないこともあります。入れ歯、ブリッジ、インプラントなどの人工物で補う必要があります。
治療方法:
残存部分が土台として生かせる場合、被せ物や入れ歯を装着します。残存部分が少ない場合は抜歯をしてブリッジや入れ歯、インプラントで補い噛める様に治療を行います。
まき歯科クリニックの入れ歯について

虫歯を進行させないために

セルフケアによる予防で進行を防ぐことができます。毎日のブラッシングは当然のことですが、歯科医院による定期的な検診も必要です。数十年後の残存本数を増やすためにメンテナンスを定期的に受けましょう。虫歯になりやすい体質の場合もありますので唾液検査などでリスクチェックをおすすめしています。

急に歯が痛みだしてしまったら

気付かないうちに虫歯が進行している可能性が高いです。我慢をせず早めに歯科医院に相談してください。
当院ではお仕事の合間に来院される患者様も多くいらっしゃいます。急性の痛みの場合、お住まいの地域にホームドクターがいらっしゃる患者様には必要以上の治療は行わず、痛みを取り除くための治療を行います。

虫歯を防ぐために知ってほしいこと

虫歯になる仕組み

虫歯になる原因は口の中にいるミュータンス菌が、炭水化物などの糖質を食べる時に酸を出すため、その酸が歯を溶かし虫歯となります。食後しばらくの間は口の中が酸性に傾きます。また、ミュータンス菌はバイオフィルムという歯垢を形成し、歯の表面に付着していきます。歯みがきを怠ったままだと虫歯になるリスクが高くなるのは、このような理由からです。

歯垢について

歯垢(プラーク)は食べ物のカスではなく細菌と代謝物のかたまりです。虫歯や歯周病の原因となります。ブラッシングで取り除くことが大切です。特に、歯と歯茎の境目についたプラークは、石灰化して歯石になることもあります。歯周病の原因になりますので、十分なブラッシングが重要です。

虫歯になりやすい人

乳歯をもつお子様や永久歯が生えたばかりのお子様、ご本人の体質や唾液量が少ない方は注意が必要です。

虫歯を防ぐ習慣を

口腔内を清潔にしておく必要があります。ミュータンス菌のえさとなる甘い物の過剰摂取は控え、糖分を多く含むアイスやジュースなどを控えましょう。甘いものを食べた時はすぐに歯磨きを行うか、歯磨きできない場合はうがいで口の中をきれいにしましょう。

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立川駅前
まき歯科クリニック

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